20夢のまにまに

- 106分
- 35mm・カラー
2004年に短篇で監督デビューした木村の初長篇作。教鞭をとっていた日活芸術学院での経験に基づいた自作小説「87×26の瘤広場」を原作に、映画専門校の学院長木室(長門)と、精神を病んで学校を去る生徒(井上)との心の交流と、木室とその妻(有馬)の静かな日常が丹念に描かれる。『夜のプラットホーム』(1948、田口哲)や『肉体の門』など、かつての美術担当作品からの引用が木村=木室を強く意識させる。
2008(パル企画=ポニーキャニオン=トルネード・フィルム)(監・原・脚・美)木村威夫(脚)山田英樹、我妻正義(撮)白尾一博(美)林隆(音)川端潤(出)長門裕之、有馬稲子、井上芳雄、永瀬正敏、上原多香子、宮沢りえ、浅野忠信、葛山信吾、高橋和也、南原健朗、桃井かおり、鈴木清順、観世榮夫
- 長瀬記念ホール OZU
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