11春の悶えHon dansade en sommar

- 108分
- DCP・白黒
湖畔での全裸のラブシーンによって世界中でスキャンダラスなまでにヒットし、美しい自然描写と性的な自由さという、スウェーデン映画の一般的イメージを確立した作品。だが、むしろ全篇を支配するのは、教会に代表される旧道徳に縛られた農村社会と、都市文化の流入によって、一瞬の青年期を燃焼し尽くすかのように純粋に異性を求めようとする若者たちとの、熾烈な世代間闘争のドラマである。ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。1954年日本公開。
1951(ノーディスク・トーネフィルム)(監)アーネ・マットソン(原)パール・オーロフ・エークストルム(脚)ヴォロージャ・セミチョフ(撮)ヨーラン・ストリンドベリ(美)ビッビ・リンドストルム(音)スヴェン・シュルド(出)ウッラ・ヤーコブソン、フォルケ・スンドクヴィスト、エードヴィン・アードルフソン
- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU