3元始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯

- 140分
- 16mm・カラー
1911年、女性だけによる文芸誌『青鞜』の創刊により日本の女性解放運動の先駆けとなった平塚らいてう(1886-1971)。「その名をきくと、すべての女性の心に灯りがともる」という羽田澄子が、らいてうの思想形成の原点になった禅の体験から説き起し、らいてうの一人称の語りとスチル写真によって、彼女を突き動かした時代の姿を再構築した。企画は1998年に「平塚らいてうの記録映画をつくる会」から高野悦子を通じて羽田に持ち込まれた。平和運動に帰結したらいてうの生き方は、軍国主義の時代に青春を送った羽田の反戦への思いと重なる。
→「京橋映画小劇場No.34 ドキュメンタリー作家 羽田澄子」より
2001(企画:平塚らいてうの記録映画をつくる会|製作:自由工房)(監)羽田澄子(製作)青木生子(撮)宗田喜久松(美)星埜恵子(デザイン)朝倉摂(録)滝澤修(音)湯浅譲二(解)喜多道枝、高橋美紀子
- 小ホール
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