9住民が選択した町の福祉

  • 129分
  • 16mm・カラー

秋田県米代川流域の人口2万3000人の鷹巣町(たかのすまち)。1991年に当選した若き町長の岩川徹は、福祉先進国デンマークで行われている住民参加の福祉行政を参考に、町民の自由参加によるワーキンググループを組織、鷹巣町を日本一の福祉サービスの町にしようと奮闘していた。しかし、彼が提出した先駆的な老人保健施設「ケアタウンたかのす」の構想は、町議会の多数を占める前町長派の反対に遭う。撮影は1995年春から開始し、ケアタウン構想が住民パワーに後押しされたかたちで議会を1票差で可決するまでの約1年を追う。

16mmオリジナルネガ(キネコ)からのニュープリント上映。

1997(企画製作)自由工房(監)羽田澄子(製)工藤充(撮)西尾清、宗田喜久松(録)瀧澤修(ピアノ)高橋アキ(解)喜多道枝

  • 小ホール
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