4第九交響楽SCHLUSSAKKORD

  • 98分
  • 35mm・白黒

破綻しつつある夫婦関係を延命させるため、大指揮者は幼い男児を養子に取るが、ちょうどそのとき、不幸な成り行きからその男児を手放した実母がアメリカから帰ってくる。アメリカ亡命後「ダグラス・サーク」の名で数々のメロドラマ映画を監督するデトレフ・ジールクが、このジャンルを初めて手掛けた作品。ドイツとアメリカを第九の調べでつなぐ序盤部分に始まり、地理的距離と人物の心理的距離を自在に操る。

1936(ドイツ)(監・脚)デトレフ・ジールク(脚)クルト・ホイザー(撮)ロベルト・バベアスケ(美)エーリッヒ・ケッテルフート(音)クルト・シュレーダー(出)ヴィリ・ビルゲル、リル・ダゴファー、マリア・フォン・タスナディ、マリア・コッペンヘーファー

  • 小ホール
  • 小ホール