26激流 他

- 計118分
激流
- 66分
- 35mm・白黒・不完全
東宝の『熱風』(1943、山本薩夫)、大映の『血の爪文字』(1944、千葉泰樹)と同時に企画された増産映画3部作の一本で、家城巳代治の監督デビュー作。鉱山会社に勤める謙介(小沢)は、恋人が戦死した斐子(高峰)の心を癒やし、現場の労働者とともに出炭増加と抗道開発に尽力する。オリジナル長は不詳だが全10巻で製作された。
1944(松竹大船)(監)家城巳代治(脚)森本薫(撮)西川享(美)濱田辰雄(出)小澤榮太郎、高峰三枝子、水戸光子、丸山定夫、東野英治郎、齊藤達雄、杉村春子、東山千榮子

乙女のゐる基地
- 52分
- 35mm・白黒・不完全
太平洋に面した飛行場。整備員として働くひで(川村)は挺身隊の満期を控え、仕事と結婚の間で揺れる。軍需工場が舞台の『一番美しく』(1944、黒澤明)などとは一味違って、兵士とともに軍属の形で働く少女が、激戦下における女性のあるべき姿について悩み、女性の「美徳」を失わず未来へ進む姿を清々しいタッチで描く。オリジナルは全9巻。
1945(松竹大船)(監)佐々木康(脚)津路嘉郎(撮)寺尾清(美)本木勇(音)万城目正(出)川村トミ、藤枝久江、矢崎笙子、中山さかえ、梅園きよみ、東野英治郎、笠智衆、水戸光子、佐野周二、原保美

- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU