24我が家の風

  • 71分
  • 35mm・白黒・不完全

幕末の歌人・橘曙覧(あけみ)の歌「一日生かば一日心を大君の御為に尽す我が家の風」に想を得て製作された、戦時色を濃厚に帯びたメロドラマ。退役海軍中将の息子(中田)による割腹自殺のため妹(月丘)の縁談は危機を迎えるが、婚約者(宇佐美)は再会を約して出征してゆく。退役軍人を演じた高山は、新劇俳優・薄田研二が戦時中に用いた本名である。オリジナルは84分。

1943(大映東京)(監)田中重雄(原)堤千代(脚)舘岡謙之助(撮)高橋通夫(美)下河原友雄(音)齊藤一郎(出)髙山德右エ門、月丘夢路、中田弘二、黒田記代、宮崎準之助、小髙まさる、宇佐見淳

  • 長瀬記念ホール OZU
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