10悪童日記A nagy füzet

  • 112分
  • DCP・カラー

アゴタ・クリストフの世界的ベストセラーの映画化。第二次世界大戦末期、オーストリア国境に近いハンガリーの村で、一心同体の双子の少年が、人間の醜さを直視しながらしたたかに生き抜いていく。ドイツ軍の制服やダビデの星などが登場することで、原作があえて曖昧にしていた歴史的・地理的設定が特定されている。ミヒャエル・ハネケとのコンビで知られるクリスティアン・ベルガーの撮影と、個性的な仕事で注目を集める中、昨年急逝したヨハン・ヨハンソンの音楽にも注目。2014年日本公開。

2013(フンニア・フィルムステュディオ/インテュイット・ピクチャーズ/アムール・フ・ウイーン/ドルチェ・ヴィタ・フィルムズ)(監・脚)サース・ヤーノシュ(脚)セケール・アンドラーシュ(原)アゴタ・クリストフ(撮)クリスティアン・ベルガー(美)ガランボシュ・イシュトヴァーン(音)ヨハン・ヨハンソン(出)ジェーマーント・アンドラーシュ、ジェーマーント・ラースロー、モルナール・ピロシュカ、ウルリク・トムセン、ウルリッヒ・マテス、ボグナール・ジェンジヴェール、ザビン・タンブレア

※10月19日(土)4:00pmの回の上映後に、堀茂樹さん(翻訳家・慶応義塾大学名誉教授)とナジ・アニタさん(ハンガリー大使館一等書記官)によるトークがあります。(10.5更新)

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU
    *上映後トークあり