44おもちゃ

  • 113分
  • 35mm・カラー

新藤兼人が1960年代後半に発表したシナリオを、長年温めていた深作が映画化。京都の花街で修業を積む見習いの時子(宮本)が、一人前の舞妓として巣立つ姿を描く。因習や感傷に流されることなく、己の道を進む時子の生命力溢れるキャラクターは、色街ものとしては出色。宮本真希は第11回東京国際映画祭で最優秀女優賞を獲得した。ニュープリントによる上映。

1999(東映=ライジングプロダクション)(監・企画)深作欣二(原・脚)新藤兼人(撮)木村大作(美)西岡善信(音)天野正道(出)宮本真希、富司純子、南果歩、喜多嶋舞、魏涼子、六平直政、清水綋治、笹野高史、野川由美子、岡田茉莉子、津川雅彦

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU