24わが愛

- 97分
- 35mm・カラー
鳥取の山奥を舞台にした井上靖の短篇「通夜の客」の映画化。元新聞記者の新津(佐分利)が急死し、その通夜に遺族も友人もその名を知らない一人の女性・きよ(有馬)が焼香にあらわれる。五所はロケ地・信州の美しい自然によって、無償の愛を捧げるきよの孤独と不安をきめ細かく描き出す。本作の好評により松竹は五所と年間2本の契約を結び、井上原作の『白い牙』、『猟銃』を“愛の3部作”として売り出すことになる。
1960(松竹京都)(監)五所平之助(原)井上靖(脚)八住利雄(撮)竹野治夫(美)平川透徹(音)芥川也寸志(出)有馬稲子、佐分利信、乙羽信子、丹阿彌谷津子、髙橋とよ、川口京子、浦辺粂子、小田切みき、中村是好
- 長瀬記念ホール OZU
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