25博奕打ち 総長賭博

  • 95分
  • 35mm・カラー

任俠映画を代表する作品。やくざ一家の跡目相続をめぐる兄弟分同士の反目が、義理と人情のせめぎ合いと共に軋みをあげて悲劇へと突き進む。曽根晴美は、東映第4期ニューフェイス合格(1957年)から、凄味のある悪役へと成長し、任俠映画やアクション映画に欠かせない俳優となった。本作では親分・中井(鶴田)の命を受けて一家の二代目・石戸(名和)を守ろうとする岩吉に扮し、襲撃してきた親友・音吉(三上)の凶刃に倒れる印象深い役を演じている。

1968(東映京都)(出)曾根晴美(水谷岩吉)(監)山下耕作(脚)笠原和夫(撮)山岸長樹(美)富田次郎(音)津島利章(出)鶴田浩二、藤純子、桜町弘子、若山富三郎、金子信雄、曽我廼家明蝶、名和宏、佐々木孝丸、三上真一郎、沼田曜一、香川良介

  • 長瀬記念ホール OZU
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