61短篇集1

- 計104分
岡野薫子は、科学映画の脚本家として1951年より日映科学映画製作所を拠点に活動し、1964年以降は児童文学に転じた。『花と昆虫』は受粉にまつわる共生関係を捉える。『猫の散歩』は、野良猫の視点から害虫問題をユーモラスに描いたPR映画。布村建は、教育映画を志して1959年に東映に入社し、企画・脚本・演出として数多く受賞した。『ファーブル 昆虫記の世界』は、ファーブルの著作に登場するカリバチの生態を日本で撮影した科学映画の秀作。『空からみた日本の火山』は、空撮で火山を撮り、日本列島を形づくったマグマのエネルギーを解説。
花と昆虫
- 19分
- 35mm・カラー
1956(日映科学映画製作所)(脚)岡野薫子(監)奥山大六郎、飯田勢一郎(撮)後藤淳、弘中和則(音)飯田信夫

猫の散歩
- 26分
- 35mm・白黒
1962(桜映画社)(脚)岡野薫子(音響)大野松雄(監)大橋秀夫(監修)山本嘉次郎(原)上田忠信(撮)安承玟(声)髙橋和枝

ファーブル 昆虫記の世界 ―カリバチの習性と本能―
- 29分
- 16mm・カラー
1977(東映教育映画部)(企画・構成)布村建(企画・構成・撮)川崎龍彦(撮)中根洋、久島十乃、長谷川哲也(音)杉田一夫(解)草野大悟

空からみた日本の火山
- 30分
- 16mm・カラー
1978(東映教育映画部)(企画・構成)布村建(撮)吉田嗣郎(音)杉田一夫(解)三田松五郎

- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU