45死の棘

- 114分
- 35mm・カラー
島尾敏雄が自身の体験にもとづいて書き上げた同名小説の映画化。夫の浮気をきっかけに精神を摩耗させていく夫婦の姿を、日本的な暗い情緒のなかに描き出している。松竹、博報堂を渡り歩きながら、『東京裁判』(1983、小林正樹)などのプロデュースを手がけた荒木正也が荒木事務所設立後に小栗康平監督と満を持して取り組んだ作品であり、カンヌ国際映画祭で「グランプリ・カンヌ1990」を獲得した。
1990(松竹=松竹第一興行)(製作)荒木正也(出)野村昭子(雑貨屋)(監・脚)小栗康平(原)島尾敏雄(撮)安藤庄平(美)横尾嘉良(音)細川俊夫(出)松坂慶子、岸部一徳、松村武典、近森有莉
- 長瀬記念ホール OZU
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