7水の中の八月(1997年作品)

- 90分
- 35mm・カラー
高校生の健治(水橋)は身近な他者に触れながら、三角関係に揺れ動きつつ、夏休みを漠然とやり過ごしているが…。あてどない青春の解放感を描き出した傑作。高橋陽一郎の第1作にあたり、独特な色彩処理が施された小高文夫による撮影は、陰影を極めた2作目『日曜日は終わらない』(1999、撮影は石川一彦)とのアプローチの違いも見どころ。ハイビジョン撮影のうえ、劇場での上映に相応しい色調や音響に仕上げ直した35mmフィルム版が作製された。サンセバスチャン国際映画祭で新人監督賞を受賞するなど、海外映画祭で高い評価を受けた。なお、関川夏央の短篇を原作としており、同一題名の1995年作品[石井聰亙(現・岳龍)監督、オリジナル脚本]とは別の企画である。
*5月14日(土)4:00PMの回と5月22日(日)3:20PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※5/19(木)更新
1997(NHK)(監)高橋陽一郎(原)関川夏央(脚)加藤正人(撮)小高文夫(美)稲葉寿一(音)都留教博(出)水橋研二、伊藤歩、関野吉記、林隆三、真弓倫子、柳愛里、塩見三省、大杉漣、芹明香、モロ師岡、清水大敬、山本竜二、光石研、渡辺哲、高橋明、若松孝二
- 小ホール
*完売
- 小ホール
*完売