11風の子

  • 90分
  • 35mm・白黒

NEW

争議のため東宝を離れた山本嘉次郎は黒澤明らとともに、映画藝術協会を設立。本作はその第1作にあたる。映画の記録性を重視する山本の『馬』などに続くドキュメンタリー的な手法を取り入れた作品で、当時山本と亀井文夫との対談では『蜂の巣の子供たち』(1948、清水宏)などとともに語られていた。少年作家の山本映佑による原作をもとに、戦時中に疎開した一家の戦後も続く苦難を描く。(「戦後も続く」を追加しました。8/20更新)

1949(映画藝術協会=太泉スタヂオ)(監・脚)山本嘉次郎(原)山本映佑(撮)植松永吉(美)松山崇(音)古関裕而(出)夏川靜江、竹久千惠子、渡辺篤、進藤英太郎、藤原釜足、久保謙一、藤本武、池田昌子、小林辰江、渡辺昶子

  • 小ホール
  • 小ホール