9加藤隼戰鬪隊

  • 103分
  • 35mm・白黒

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戦闘機・隼を駆った大日本帝国陸軍の精鋭部隊・加藤隼戦闘隊の実話をもとにした国策映画。その手腕と人柄から「軍神」と称された加藤建夫中佐役に藤田進を配し、部隊への赴任から戦死までを描く。山本は、加藤と部下の関係描写や、陸軍省の後援によって実機を用いたリアルな戦闘シーンに注力しつつ、字幕を駆使するなどして加藤の心情にフォーカスしている。また、助監督を務めた本多猪四郎は、この作品で円谷英二と知り合い、戦後に多数のコンビ作で東宝特撮映画を牽引することとなった。

*ニュープリントと記載しておりますが、原版とした当館所蔵のデュープネガ(戦時中または占領期に接収され、1967年以降にアメリカ議会図書館から返還された映画フィルムの複製)に起因する傷や音声のノイズ、また欠落箇所などがございます。予めご了承ください。

1944(東宝)(監・脚)山本嘉次郎(脚)山崎謙太(撮)三村明(特殊技術)円谷英二(美)松山崇(音)鈴木静一(出)藤田進、黒川弥太郎、沼崎勲、中村彰、高田稔、大河内伝次郎、河野秋武、灰田勝彦、志村喬

  • 小ホール
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