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  • 127分
  • 35mm・白黒・英語字幕付 with English subtitles

岩手山麓の貧しい農村で仔馬の世話をする少女(高峰)の姿をセミ・ドキュメンタリータッチで描く。当時の東條英機陸軍大臣の推薦を受けた国策映画だが、山本は軍馬の育成という枠組みを借りて、少女の成長を丁寧にとらえている。当時17歳の高峰秀子の繊細な演技が高く評価されると同時に、1年間にわたる東北ロケを取り仕切った黒澤明(製作主任)が映画界での評判を高めるきっかけの一作ともなった。

1941(東宝=映画科学研究所)(監・脚)山本嘉次郎(撮)唐澤弘光、三村明、鈴木博、伊藤武夫(美)松山崇(音)北村滋章(出)高峯秀子、竹久千惠子、藤原鷄太、二葉かほる、平田武、細井俊夫、市川せつ子、丸山定夫

  • 小ホール
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