7孫悟空[前後篇](1940年作)

- 135分
- 35mm・白黒
『青春醉虎傳』以来、音楽喜劇路線を歩んできた山本=エノケンのコンビの戦前最後となったミュージカル大作。エノケン一座と東宝のスター達に加え、満映の李香蘭や中華電影の汪洋を迎えて豪華な配役となった。音楽や群舞演出などにアメリカ映画の影響が色濃い。円谷英二が参加した特撮も見どころで、山本=円谷コンビは戦後に再び趣向を変えて『孫悟空』(1959)に取り組んでいる。
1940(東宝)(監・脚)山本嘉次郎(撮)三村明(特殊技術撮影)圓谷英二、奥野文四郎(美)松山崇(音)鈴木靜一(出)榎本健一、岸井明、金井俊夫、柳田貞一、北村武夫、高勢実乘、中村是好、如月寛多、高峰秀子、李香蘭、汪洋、渡邊はま子、三益愛子、益田隆
- 小ホール
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