8素晴しき男性

  • 106分
  • BD・カラー

踊り子の陽子(北原)は、夢に見た男性に瓜二つの実業家・土屋秀男(待田)と結婚し、劇団を退団する。しかし陽子が心から愛していたのは、劇団の演出家で秀男の兄の武男(石原)だった。幸運を呼ぶ「水色」を基調とした色彩設計が見事で、土屋家の長女・麗子(月丘)の二重に引き裂かれた自己を表現する場面など、井上によるミュージカルの演出も冴え渡っている。

1958(日活)(監・脚・ショー構成)井上梅次(出)月丘夢路(土屋麗子)(撮)岩佐一泉(美)中村公彦(音)多忠修(出)石原裕次郎、北原三枝、大坂志郎、白木マリ、三島雅夫、金子信雄、柳沢真一、笈田敏夫、田端義夫、待田京介

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU