18山參道

  • 100分
  • 35mm・白黒

真船豊の戯曲を映画化。南洋の出稼ぎから東北の山村に帰郷した万三郎(中田)は、参道を石段にして寄付するなど村のために尽くし、村人たちを驚かせる。閉鎖的な村で育った利己的な叔母・おとり(杉村)と南洋帰りで楽天的な万三郎が対比されるなど、土俗的な人間描写が印象的である。

1942(大映東京)(監)島耕二(原)眞船豊(脚)北村勉(撮)相坂操一(美)進藤誠吾(音)服部正(出)中田弘二、眞山くみ子、杉村春子、見明凡太朗、村田知英子、梅村蓉子、星ひかる

  • 長瀬記念ホール OZU
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