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BDC技術セミナー その1「映画・映像データの取り扱い、仕組みと実際」

 

今回は、当プロジェクトで実施しました技術セミナーについての話題です。

 

このブログでもこれまで多くの技術的なトピックを取り上げておりますが、映画・映像を長期的に保存していくために求められる技術的な知識の範囲は、デジタル化の影響を受けて、どんどん広がっています。

一方で、これを系統立てて学習できる機会はあまり多くありません。

 

そこで当プロジェクトにおいて昨年度より試験的に技術セミナーを実施してきましたので、ここでそのテキストを順次公開していきたいと思います。

何れのセミナーも、フィルムアーカイブや企業等で映画保存を担当されている実務者の方々を対象者として設定し、外部の専門家の方々を講師として、テキスト及び講義内容を構築しました。

 

最初のセミナーのタイトルは「映画・映像データの取り扱い、仕組みと実際」です。

 

テキストはこちらからダウンロードできます。

Blog_edu_datamanage

「映画・映像データの取り扱い、仕組みと実際」

 

映画・映像データの品質を決定付ける諸要素についての理解を目的として、以下のようなトピックを扱っています。

  • 映像ファイルについて(解像度、ビットレート、ビット深度、色域、色温度、階調表現、デジタルビデオの色空間、インターレースとプログレッシブ、フレームレート、圧縮と非圧縮、マイグレーション、整合性、代表的なフォーマットとコーデック)
  • メディアについて(フィルム、ビデオテープ、ファイルとして保存されるメディア)
  • コストについて(コピー時間、エンコード/デコード時間、整合性確認、品質確認)
  • ケーススタディ(フィルムからのデジタル化、ビデオテープのマイグレーション)

 

次回は、光ディスクに関する技術セミナーについてご紹介させていただく予定です。

 

(KM)


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「映画におけるデジタル保存・活用に関する調査研究」は文化庁の美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業です。

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BDCプロジェクトはNational Research Project
for the Sustainability of Born-Digital Cinema
の略称です。

事業名は「映画におけるデジタル保存・活用に関する調査研究」です。