まあだだよ

- 134分
- 35mm・カラー
内田百閒の随筆に想を得た黒澤明の遺作。ドイツ語教師(松村)と彼を慕い続ける門下生たちの交流を、飄々としたユーモアと情感をこめて描いている。黒澤和子は、黒澤明の長女で、後期作品の衣裳デザインを担当。その後は是枝裕和や北野武の作品でも活躍する。野上照代は、出版社に編集者として勤務した後(その際、内田百閒とも面識があった)、大映、東宝でスクリプターとして活躍。黒澤作品には編集者、製作者としても携わり、製作現場の状況を伝える貴重な資料を数多く残している。
1993(大映=電通=黒澤プロ)(衣裳)黒澤和子(プロダクションマネージャー)野上照代(監)(脚)黒澤明(原)内田百閒(撮)斎藤孝雄、上田正治(美)村木与四郎(音)池辺晋一郎(出)松村達雄、香川京子、井川比佐志、所ジョージ、油井昌由樹、寺尾聰、日下武史、小林亜星、吉岡秀隆