K-20 怪人二十面相・伝

- 137分
- 35mm・カラー
New
日本の女性監督史上に新たな地平を拓いた、製作費10億円以上という金字塔的作品。ハリウッド的な娯楽活劇を志向し、怪人二十面相をスチームパンク風の世界観の中に描く。アクション演出にこだわり、欧米で目立っていたパルクール(走る、跳ぶ、登るといった身体運動を応用したアクション)を日本映画で初導入した。脚本も手がけた佐藤は、大胆な脚色を施し、自らの意思で行動する令嬢の活躍をも打ち出した。また、VFXディレクターの渋谷紀世子は、山崎貴監督作品も手がけ、アカデミー視覚効果賞に輝いた『ゴジラー1.0』(2023)にも大きな貢献を果たしている。
2008(「K-20」製作委員会)(監・脚)佐藤嗣麻子(原)北村想(撮)柴崎幸三(美)上條安里(音)佐藤直紀(出)金城武、松たか子、國村隼、高島礼子、本郷奏多、鹿賀丈史、仲村トオル