女性映画コレクティブ〈Colectivo Cine Mujer〉 作品集
- 計155分
1975年にメキシコ国立自治大学映画研究センター(CUEC)で学ぶフェミニストや映像作家たちを中心に始まった女性映画コレクティブ(Colectivo Cine Mujer)の作品集。コレクティブによる第1作であるロサ・マルタ・フェルナンデスの『女のこと』では、当時違法とされていた中絶について当事者がつまびらかに語る様子が記録されている。続く『沈黙を破る』ではレイプ被害を題材にし、ベアトリス・ミラによる『台所の悪』では女性の家事労働について、またマリア・デル・カルメン・デ・ララによる『快楽のためではない』ではセックスワーカーへ取材するなど、当時公の場で語ることが難しかった題材を次々と取り上げ議論を呼んだ。
女のことCosas de mujeres
- 42分
- DCP・白黒
1975(CUEC)(監・脚)ロサ・マルタ・フェルナンデス(撮)アルトゥーロ・デ・ラ・ロサ、マリオ・ルナ、ビクトル・ビアラ(音)マリオ・ラビスタ(出)パトリシア・ルケ、アンヘレス・ネコエチェア、マルティン・ラサル
台所の悪Vicios en la cocina
- 24分
- DCP・白黒
1978(CUEC)(監・脚)ベアトリス・ミラ(撮)アルトゥーロ・デ・ラ・ロサ、マリオ・ルナ(音)ダニエル・サントス
沈黙を破るRompiendo el silencio
- 38分
- DCP・白黒
1979(CUEC)(監)ロサ・マルタ・フェルナンデス(脚)女性映画コレクティブ、ロサ・マルタ・フェルナンデス(撮)トニ・カーン、マリオ・ルナ、アレハンドロ・ガンボア(音)アリシア・ウエルタ(出)ハビエル・アイスプーロ、スカーレット・キロス、リカルド・ホセ・レサマ
快楽のためではないNo es por gusto
- 51分
- DCP・白黒
1981(CUEC)(監・脚)マリア・デル・カルメン・デ・ララ、マリア・ユウヘニア・タメス(脚)フアン・ロペス、ラウラ・ロセッティ、アルホンソ・モラレス(撮)アレハンドロ・ガンボア、ヴィセンテ・ブランシェット