港の女La mujer del puerto
- 76分
- DCP・白黒
父の死と恋人の浮気によって絶望の淵に追いやられた田舎娘ロザリオ(パルマ)は、娼婦となり生き別れの兄を探すのだが…。メキシコ映画のトーキー時代における最初の「国民的映画」とも評される作品。監督のアルカディ・ボイトレール(1895―1965)はエイゼンシュテインによる1930年の『メキシコ万歳』の撮影に参加して以来、ロシア出身でありながら、メキシコ映画産業の発展に尽力した。
1934(エウリンダ・フィルムス)(監)アルカディ・ボイトレール、ラファエル・セビーリャ(原)ギイ・ド・モーパッサン(脚)カルロス・デ・ナヘラ(撮)アレックス・フィリップス(美)フェルナンド・リベロ(音)マックス・ウルバン(出)アンドレア・パルマ、ドミンゴ・ソレール、エステラ・インダ
★印の回は上映後に新谷和輝氏(ラテンアメリカ映画研究者)による講演(約40分)があります。