マカリオMacario
- 91分
- DCP・白黒
ロベルト・ガバルドン監督の異色作。メキシコ植民地時代、一家が飢餓の危機に瀕し、絶食を宣言した家長のマカリオ。心配した妻は七面鳥を盗んできてマカリオに渡すが、その後、マカリオの前に3人の使者(紳士を装った悪魔、老いた神、農民を装った死神)が現れて彼を次々に誘惑する。生と死の狭間で展開する想像力に満ちた物語をフィゲロアの撮影が見事に視覚化。メキシコ映画として初めてアカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた。2023年にテレビサ財団とワールド・シネマ・プロジェクトによって復元された版を上映。
1959 (クラサ)(監・脚)ロベルト・ガバルドン(原)ブルーノ・トラヴェン(脚)エミリオ・カルバリド(撮)ガブリエル・フィゲロア(美)マヌエル・フォンタナルス(音)ラウル・ラビスタ(出)イグナシオ・ロペス・タルソ、ピナ・ペリセール、エンリケ・ルセロ
★印の回は上映後にハイメ・アパリシオ氏(UNAMフィルモテカ 国際調整室長)による講演(約60分、逐次通訳付き)があります。