2022年12月の新着図書紹介

2022年12月の新着図書紹介

 

あの音を求めて:モリコーネ、音楽・映画・人生を語る エンニオ・モリコーネ (著), アレッサンドロ・デ・ローザ (著), 石田 聖子 (訳), 岡部 源蔵 (訳)

出版者: フィルムアート社
ISBN-13: 978-4845920273

発行日: 2022/10

 

[目次]

序 この対話が生まれた経緯
第1章 メフィストとの契約―チェスに興じながら
第2章 映画の国の音楽作曲家
第3章 音楽と映像
第4章 神秘と職業
第5章 絶対音楽?
第6章 未来に向けた静かな合意
付録 証言
原注
謝辞
訳者あとがき
解説(小沼純一)
応用音楽年表・索引
絶対音楽年表・索引
人名索引

 

 

 

 

完本 巨人と少年:黒澤明の女性たち 尾形 敏朗 (著)

出版者: フィルムアート社
ISBN-13:978-4898303467
発行日: 2022/10

 

[目次]

第1部 少年篇(結婚記念日の謎、<少女>の祈り、<少年>の初恋、聖母の理想、ピーター・パンの性ほか)
第2部 巨人篇(青いニセ老人、蜘蛛女のキス、どん底からの脱出、栄光への脱出、<善魔>の誕生ほか)
<自然>の法則 黒澤明脚本『海は見ていた』を読む
デコという少女 黒澤明の高峰秀子
フィルモグラフィ―
旧版書評 映画への愛を証明しえた評論(大林宣彦)
あとがき
作品名索引 人名索引

 

 

 

朝鮮映画の時代:帝国日本が創造した植民地表象 梁 仁實 (著)

出版者: 法政大学出版局
ISBN-13: 978-4588603662
発行日: 2022/10

 

[目次]

序章 帝国日本における朝鮮映画とは何か―朝鮮たらしめるもののゆくえ
第1章 『大地は微笑む』における「朝鮮」とその周辺
第2章 映画『春香伝』の越境と翻訳の不/可能性
第3章 インターナショナルな朝鮮映画へ
第4章 京城の映画館における植民者と被植民者の「交差」
第5章 児童映画から「少国民」の物語へ
第6章 在日朝鮮人の映画への接合―映画からの排除と参入
終章 帝国日本で「朝鮮/映画」を観るということ

 

 
 

 

 

映画夢情 佐藤 千穂 (著)

出版者:  書肆子午線
ISBN-13: 978-4908568329
発行日: 2022/10

 

[目次]

私は、ラルフ・ネルソン
座頭市逆手斬り 市さんがかわいそう
愛のレッスン パイプと紙巻きタバコの関係 ベルイマンの象徴幻想
本能 観世先生の第三次インポテンツ期のために
やぶにらみスウェーデン映画祭 ノーベル賞はセックスが弱い人のためのもの
加藤泰論 ハザマ人間とくずれ人間礼賛
あゝ同期の桜 犬死の思想とネチョネチョ派
日本のいちばん長い日 ほんとうの終戦を探して
日本暗黒史 情無用 幻想と政治の間
炎と女 鷹士くんの冒険旅行 [ほか]
梶間俊一 <戦後民主主義>を背骨に<ネチョネチョ派世代>の心意気を貫く
荒井晴彦 千穂さんと小川徹と俺
初出誌一覧

 

 

 

 

 

映画をめぐるディアローグ:ゴダール/オフュルス全対話 ジャン=リュック・ゴダール (著), マルセル・オフュルス (著), 福島 勲 (訳)

出版者: 読書人
ISBN-13: 978-4924671546
発行日: 2022/10

 

[収録作品]

序文(ヴァンサン・ロヴィ)
わが友マルセル(アンドレ・ガズュ)
第1部 メリエス座での対談(二〇〇二年)
第2部 サン=ジェルヴェ劇場での対談(二〇〇九年)
わが友、ゴダール(ダニエル・コーン・ベンディット)
訳者あとがき
作品名索引
人名索引
図版クレジット

 

 

 

 

 

ホラーの哲学 :フィクションと感情をめぐるパラドックス ノエル・キャロル (著), 高田 敦史 (訳)

出版者: フィルムアート社
ISBN-13: 978-4845919208
発行日: 2022/9

 

[目次]

謝辞

第1章 ホラーの本質
第2章 形而上学とホラー、あるいはフィクションとの関わり
第3章 ホラーのプロット
第4章 なぜホラーを求めるのか?
訳者解説
索引

 

 

 

 

 

Vシネマ最期の弾痕:骨は雨に濡れて 谷岡 雅樹 (著)

出版者: ‎ ぺりかん社
ISBN-13: 978-4831516244
発行日: 2022/10

 

[目次]

はじめに~死情
プロローグ 萩原流行を知っているか
その1 淀川長治~映画評論家の慟哭
その2 我王銀次~間違いなく生きている
その3 西村潔~死ぬにはまだ早い
その4 可愛かずみ~魅入られたアイドル
その5 小池要之助~やるせないブルース
その6 池田敏春~黒い冬のクロニクル
その7 橋場千晶~タッチ・バニシングポイント
その8 山田辰夫~サンダーロード・ライダー、死んだあの日のこと
その9 桜塚やっくん~ケジメにもならない
その10 南木顕生~あいつのいない劇場
その11 持永昌也~最後の友を待つ
その12 Vシネマの青春~無頼人別帖
その13 根室さん~訃報を自らの手で配っていた
その14 北村広一~こんな男がいた
その15 菅原文太~その死
エピローグ 友よ、さらば
あとがき