2021年8月の新着図書紹介
2021年8月の新着図書紹介
映画監督 三隅研次 : 密やかな革新 吉田 広明 (著)
出版者: 作品社
ISBN-13: 978-4861828539
発行日: 2021/6
[目次]
第1章 三隅研次の位置と処女作―初期三隅その一
第2章 三隅が三隅になるまで―初期三隅その二
第3章 自己確立と自己拡張の時期―中期三隅その一
第4章 決定的な年、六二年―中期三隅その二
第5章 剣三部作まで―盛期三隅その一
第6章 大映倒産まで―盛期三隅その二
第7章 狐と分身―三隅研次における人物像
第8章 三隅的「外」―三隅研次における空間
第9章 受動から能動へ―反時代=普遍としての三隅映画
第10章 新たな表現へ向かって―大映以後
三隅研次フィルモグラフィ―
映画が描くアメリカの「病」: その根源と流れを探る 小野 俊太郎(著)
出版者: 松柏社
ISBN-13:978-4775402788
発行日: 2021/7
[目次]
序章 映画が描くアメリカの病巣
第1章 移民国家という神話
第2章 移民の受け入れと選別
第3章 犯罪者たちとFBIの相克
第4章 麻薬とテロリズムの制圧
第5章 キャンプでの人間改造と帰還兵
終章 コロナ禍時代のトラッカー
あとがき
参考文献
ウディ・アレン追放 猿渡 由紀 (著)
出版者: 文藝春秋
ISBN-13:978-4163913866
発行日: 2021/6
[目次]
はじめに
ミア・ファローの子供たち一覧
第一章 二度の結婚と二度の失敗
第二章 ダイアン・キートンと十七歳歳の少女
第三章 ミア・ファローと子供たち
第四章 スンニと禁断の愛
第五章 八月四日とマスコミの大騒ぎ
第六章 刑事捜査と親権裁判の行方
第七章 ディランの叫びとローナンの台頭
第八章 モーゼスの告白とアマゾンの裏切り
終わりに
鬱屈精神科医、怪物人間とひきこもる 春日 武彦 (著)
出版者:キネマ旬報社
ISBN: 978-4873764795
発行日: 2021/6
[目次]
はじめに
第一章 蝿男とラム入りミルク
第二章 オレが作った筈の映画
第三章 出口
第四章 終末の光景
第五章 運命の器
第六章 博士と怪物
第七章 埋められる
第八章 ルシンダ水脈から銭湯へ
第九章 白い煙とモノクロ画面
第八章 あっけないラストの映画というジャンル
作品一覧
あとがき
君に捧げるメロディ : ミシェル・ルグラン、音楽人生を語る ミシェル・ルグラン (著), ステファン・ルルージュ (共著), 濱田 髙志 (監修), 髙橋 明子 (訳)
出版者: アルテスパブリッシング
ISBN: 978-4865592375
発行日: 2021/6
[目次]
本書に寄せて デイミアン・チャゼル
序 ステファン・ルルージュ
01 マーシャ 第一幕
02 『恋』の伝令のための伝令 ─ ジョセフ・ロージー
03 壁と境界を抜けて ─ミュージカル『壁抜け男』
04 サラー・ヴォーン、スタン・ゲッツ、ステファン・グラッペリ、その他の人々
05 マーシャ 第二幕
06 残念な出会い─拒否されたスコア
07 世界の終わりの香り
08 その名はバーブラ
09 槌もなく、主もなく─ピエール・ブーレーズ
10 チャップリンからボーヴォワへ
11 〝市民〟オーソン
12 マーシャ 第三幕
13 明日を待ちながら……
[特別寄稿]太陽の音楽 マーシャ・メリル
訳者あとがき
解題 解き放たれたメロディは永遠に鳴り響く 濱田髙志
光学のエスノグラフィ : フィールドワーク/映画批評 金子 遊 (著)
出版者: 森話社
ISBN: 978-4864051606
発行日: 2021/6
[目次]
プロローグ 光学の民族誌
1 光学的イメージの旅
2 民族誌映画のフィールド
3 革命と戦争の世紀
あとがき
初出一覧
写真情報
小説と映画の世紀 菅野 昭正 (著)
出版者: 未来社
ISBN: 978-4624610449
発行日: 2021/4
[目次]
第一章 美神の魔に憑かれて
第二章 知られざる裁き手を求めて
第三章 革命に敗れたひとびと
第四章 東は東、西は西
第五章 空虚と狂躁の果てに
第六章 共和主義のために
第七章 メコン河を遠く離れて
第八章 不条理との遭遇
第九章 平和の功罪
第十章 国家管理と暴力の行方
第十一章 永劫回帰と非回帰
第十二章 時代を映す薔薇
あとがき
場末のシネマパラダイス : 本宮映画劇場 田村 優子 (著)
出版者: 筑摩書房
ISBN: 978-4480818577
発行日: 2021/6
[目次]
プロローグ
第1部 素晴らしき哉、映画館!
第2部 バック・トゥ・ザ・シアター
第3部 本宮映画劇場の逆襲
エピローグ
あとがき