2021年月6の新着図書紹介
2021年6月の新着図書紹介
〈アメリカ映画史〉再構築 : 社会的ドキュメンタリーからブロックバスターまで 遠山 純生 (著)
出版者: 作品社
ISBN-13:978-4861828508
発行日: 2021/4
[目次]
第1章 リアリズムとモンタージュ
第2章 ポール・ストランドと左派映画製作集団
第3章 解き放たれたキャメラ
第4章 より柔軟な視聴覚的記録の探求
第5章 ハリウッドの「モンタージュ」
第6章 シャーリー・クラークと『クール・ワールド』
第7章 テレビ的方法と映画的方法
第8章 “ドキュメンタリー的”都市犯罪映画の系譜
第9章 マルチ映像の文法
第10章 ジョン・カサヴェテスの映画
第11章 「映画」になろうと努める映画
第12章 戦後ドキュメンタリー映画がもたらした変化
第13章 『デイヴィッド・ホルツマンの日記』と映画の自意識
第14章 一九六〇年代のブライアン・デ・パルマ映画
第15章 映画作家ロバート・フランク
第16章 ヴェトナム戦争とハリウッドのニュー・ウェイヴ
第17章 カウボーイと異邦人はハリウッドを目指す
第18章 継承と断絶―フロンティア・フィルムズの遺産
第19章 若者文化の「真実味」、空想科学の「真実味」
第20章「リアリズム」からブロックバスターへ
あなたの名はマリア・シュナイダー : 「悲劇の女優」の素顔 ヴァネッサ・シュナイダー (著), 星 加久実 (訳)
出版者: 早川書房
ISBN-13:978-4152100177
発行日: 2021/4
[内容]
2011年に58歳の若さでこの世を去ったフランス出身の女優、マリア・シュナイダー。
本書は彼女のいとこで政治記者であるヴァネッサ・シュナイダーが、親族の目線で描いたノンフィクション。
映画『ラストタンゴ・イン・パリ』の撮影中に起きた暴行の真相を綴る。
GODZILLA ゴジラ:History of Formative Arts 1954-2016 岸川 靖 (企画・監修), 有限会社岸川編集事務所 (編集), 中本 那由子 (構成・執筆)
出版者: パイインターナショナル
ISBN-13:978-4756254306
発行日: 2021/4
[目次]
ゴジラ(1954)
ゴジラの逆襲(1955)
キングコング対ゴジラ(1962)
モスラ対ゴジラ(1964)
三大怪獣 地球最大の決戦(1964)
怪獣大戦争(1965)
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966)
怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967)
怪獣総進撃(1968)
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969)〔ほか〕
団地映画論:居住空間イメージの戦後史 今井 瞳良 (著)
出版者:水声社
ISBN: 978-4801005518
発行日: 2021/3
[目次]
序章 団地映画を問題化する
第Ⅰ部 「憧れ」の団地
第一章 選ばれない団地
第二章 団地映画の家族たち
第三章 火を吹くゴジラと燃えない団地
第Ⅱ部 「団地妻」たちの団地
第四章 立ち上がる団地の母親たち
第五章 日活ロマンポルノに現れた「団地妻」
第Ⅲ部 団地映画と「日常」
第六章 団地とメディアと若松孝二
第七章 団地文学のアダプテーション
第Ⅳ部 団地映画の「成熟」
第八章 団地映画はノスタルジアの夢を見るか?
第九章 ホラーの舞台としての団地
結論
註
団地映画一覧
参考文献一覧
図版出典一覧
索引
あとがき
ドキュメンタリー撮影問答:対話から見えてくる映像制作の深層 辻 智彦 (著)
出版者: 玄光社
ISBN: 978-4768314791
発行日: 2021/4
[目次]
序章
ドキュメンタリービデオを撮るということ
撮影問答
ドキュメンタリー映像にとって「カメラ」とは何か?(山崎裕)
対象者の人生をまるごと引き受ける(中村高寛)
ドキュメンタリーを撮られる側の本音(満島ひかり)
写真と動画 肉体と言葉(井賀孝)
公共放送と個性/分断化を乗り越えるために(百崎満晴)
言葉で表せないものを表現する(岡崎莉望)
人間味を撮りたい(味谷和哉)
映像業界におけるフリーランスの立場を改善する(満若勇咲)
韓国から日本の映画制作事情を見る(藤本信介)
子どもに映画を教えることで気づくこと(土肥悦子)
意味づけから解放したい衝動(大森立嗣)
あとがき 無邪気な問いにあるものとは
宮崎駿とジブリ美術館 スタジオジブリ (編)
出版者: 岩波書店
ISBN: 978-4000248938
発行日: 2021/1
[目次]
『美術館をつくる イメージボード、スケッチ集』
・宮崎駿 創作の根底にあったもの
・映画をつくるように美術館をつくる
・ジブリ美術館のはじまり
・ジブリ美術館のできるまで、できてから
・図版、英訳
『企画展示をつくる 2001年〜2020年の軌跡』
・宮崎駿 展示物にかけた想い
・天空の城ラピュタと空想科学の機械達展
・アルプスの少女ハイジ展
・イギリスの友人を紹介します。
・ 3びきのくま
・ジブリの森のえいが展
・「挿絵が僕らにくれたもの」展
・クルミわり人形とネズミの王さま展
・幽霊塔へようこそ展
・そのほかの企画展示
・企画展示、資料
・図版、英訳