2020年9月の新着図書紹介

2020年9月の新着図書紹介

インディペンデント映画の逆襲:フィリピン映画と自画像の構築 鈴木 勉 (著)

発行: 風響社   
ISBN-13: 978-4894891272
発行日: 2020/6

 

 [目次]

はじめに
凡例
序章 フィリピン映画の源流と一つの問いかけ
第一章 インディペンデント映画揺籃史とシネマラヤの誕生
第二章 映画と風景
第三章 地域映画(シネマ・レヒヨン)の創生
第四章 フィリピン映画に描かれたポストコロニアルな風景やLGBT
第五章 フィリピン映画と日本
第六章 「ポスト真実」時代のフィリピン映画
第七章 フィリピン映画と信仰
第八章 異彩を放つ映画人たち
終章 インディペンデントの航海は続く
あとがき
索引
写真一覧
付属資料1 シネマラヤ長編劇映画作品リスト
付属資料2 シネマラヤ長編劇映画作品の映像祭受賞リスト
 

 

 

 

映画産業史の転換点:経営・継承・メディア戦略 谷川 建司 (編)

出版者:森話社
ISBN-13:978-4864051491

発行日: 2020/7

 

[目次]

はじめに
1 映画産業界の経済と経営
column 映画『地獄門』と和田三造
2 映画産業の拠点としての京都
3 映画を取り巻くメディア環境
4 映画『祇園祭』を巡って
column まぼろしの映画『祇園祭』パンフレット
column 映画『祇園祭』の復元と保存について
映画の歴史、歴史の映画 研究の現在と今後の展望詩篇

 

 

 

 

映画「ハワイ・マレー沖海戦」をめぐる人々 :円谷英二と戦時東宝特撮の系譜 鈴木 聡司 (著)

出版者: 文芸社 
ISBN-13: 978-4286216874
発行日: 2020/6

[目次]

第一章 東宝特殊技術科の誕生
第二章 企画名『ハワイ海戦』
第三章 箱庭の戦場
第四章 そして伝説が生まれた
あとがき
引用
参考文献一覧

 

 

 

 

 

戦後文化史「宮崎映画サークル」の全貌:一九五〇年代のドキュメント 矢野 勝敏 (編著)

出版者: 鉱脈社   
ISBN-13:978-4860617585
発行日: 2020/6

 

[目次]

貴重な<戦後文化史>『「宮崎映画サークル」の全貌』発刊に寄せて
図書館員の魂
第一部「宮崎映画サークル」について
第二部「宮崎映画サークル」「シネ・フレンド」主要記事項目一覧、
第三部「宮崎映画サークル」「シネ・フレンド」:「宮崎映画サークル」の機関紙
あとがき
自分史年表

 

 

 

 

その男、佐藤允 佐藤 闘介 (著)

出版者:河出書房新社     
ISBN-13: 978-4309028989

発行日: 2020/7

 

[目次]

まえがき
インタビュー(佐藤允;夏木陽介&川島一平)
シナリオ『街は眠った』解説
インタビュー(江原達怡;水野久美;岡本みね子)
フィルモグラフィー
テレビでの活躍
写真と随筆あとがき

 

 

 

俳優と戦争と活字と 濵田 研吾 (著)

出版者:筑摩書房    
ISBN-13:978-4480436832
発行日: 2020/7

 

[目次]

はじめに
第1章 昭和二十年八月十五日
第2章 戰場にありて(北満に友をかへりみて
第3章 旅と、疎開と
第4章 閃光の記憶
第5章 戰後となりて
あとがき
参考・引用文献
人名索引

 

 

 

フライシャー兄弟の映像的志向:混淆するアニメーションとその空間 宮本 裕子 (著)

出版者: 水声社     
ISBN-13:978-4801004979
発行日: 2020/6

 

[目次]

序章 フライシャー兄弟の映像的志向
第1章 フライシャー兄弟とその作品
第2章 「インク壺」シリーズにおける異なる空間の隣接
第3章 動きの次元における異質なものの混淆―キャロウェイ三部作のロトスコープ映像
第4章 ステレオプティカル映像における階層性と質感の不統一―「ポパイ」スペシャル版とアラビア的空間
第5章 映像的志向性の帰結するところ―『ガリヴァー旅行記』と『バッタ君町に行く』
終章 混淆する映像の系譜と二項対立の撹乱―フライシャーの映像的志向性が示すもの

 

 

 

「文明」と「野蛮」のアーカイヴ:ゴダール『イメージの本』からリヒター《アトラス》へ 飯田 高誉 (編著)

出版者: 新曜社    
ISBN-13: 978-4788516632
発行日: 2020/5

 

[目次]

はじめに
危険と魅惑に満ちた「夢の工場」
なぜ人類は文明化していくほどに野蛮化するのか
図版/作家・作品解説
ゲルハルト・リヒター―多次元化する幻影
ゴダール、戦争のイコノグラフィー
引用で考える―ゴダール『イメージの本』解説
出展作品リスト