2019年12月の新着図書紹介

2019年12月の新着図書紹介

イギリス文学と映画 松本 朗 (責任編集)

出版者: 三修社
ISBN-13: 978-4384059304
発行日: 2019/10

 

[目次]

序章 いま、新たに「イギリス文学と映画」を学ぶために
1 オリヴィエの『ハムレット』とシェイクスピアのことば
2 疾走するフライデー、あるいは映像の誘惑
3 反復と差異の歴史性
4 ポストフェミニズム時代の文芸ドラマ
5 呼びかける声に応えて/抗って
6 二種の音楽によるエミリー・ブロンテ『嵐が丘』のラブストーリー化
7「古さ」と「新しさ」のせめぎ合い
8 手の物語
9 メロドラマ性とメタ・メロドラマ性の相克
10 盗まれた写真
11 複製技術時代の〈作者の声〉
12 イライザの声とそのアフターライフ
13 死(者)の労働
14 擦れ違いの力学
15 敵のいない戦場、死者のいない都市
16 遅れてきた作家主義者   [ほか]

 

 

映画の感傷 : 山崎まどか映画エッセイ集 山崎まどか (著)

出版者: DU BOOKS
ISBN-13: 978-4866470962

発行日: 2019/10

 

[内容]

1 映画の彼女とわたしたちの傷あと
2 映画はファッションと街で見る
3 思春期というアメリカ映画の神話
4 未熟なロマンス、大人のロマンス
出典一覧
あとがき
名画座日記 [ほか]

 

 

 

 

オードリー・ヘプバーン 映画ポスター・コレクション : ポスター・アートでめぐる世界のオードリー 井上 由一 (編)

出版者: DU BOOKS  
ISBN-13: 978-4866471051
発行日: 2019/10

 

[目次]

序文: Dearest 天国のオードリーさんへ
本書を手に取ってくださった皆様へ
『ローマの休日』
『麗しのサブリナ』
『戦争と平和』
『マイヤーリング』
『パリの恋人』
『昼下がりの情事』
『緑の館』
『許されざる者』
『ティファニーで朝食を』
『噂の二人』『シャレード』
『パリで一緒に』
『マイ・フェア・レディ』
『おしゃれ泥棒』『いつも2人で』
『暗くなるまで待って』
ポスター・ア-ティスト紹介
解説「「紙の映画」から見えてくるもの」
あとがき

 

 

 

この映画を視ているのは誰か? 佐々木 敦 (著)

出版者:作品社   
ISBN-13: 978-4861827686
発行日: 2019/8

 

[目次]

第1部 映画幽霊論
第2部 現代映画の諸問題
第3部 カメラと視線の問題
彼女は(彼は)何を見ているのか 濱口竜介論
向こう側への旅 鈴木卓爾論
シネマの倒錯的<再>創造 七里圭論
なぜ私は『わたしたちの家』を自ら配給しようと思ったか 清原惟論
不可視の怪物/二つの「コクピット」/第三の眼
孤独の風景 沖島勲論
あとがき

 

 

 

ジャン・ルーシュ : 映像人類学の越境者 千葉 文夫 , 金子 遊 (編)

出版者: 森話社     
ISBN-13:978-4864051422
発行日: 2019/10

 

[目次]

[I]
1 シネ・トランスの彼方へ
2 挑発と笑い
3 エスノフィクションの方法
[II]
4 銛とカメラ
5 神々が息づく映画
6 グリオールとレリスのあいだ
7 神々との終わりなきインプロヴィゼーション
[III]
8 交差する視線
9 未完のまま、どこかあるところに
10 「シネ・トランス」と生成変化
[IV]ジャン・ルーシュ著作
11 ジャン・ルーシュ
12 他者と聖性
13 カメラと人間
14 真と偽と
15 人格の変化について
[V]資料編
16 ジャン・ルーシュ インタヴュー[1988]
ジャン・ルーシュ 著作&関連書籍
ジャン・ルーシュ フィルモグラフィー&作品名索引

 

聖者のレッスン : 東京大学映画講義 四方田 犬彦 (著)

出版者:河出書房新社   
ISBN-13: 978-4309256436
発行日: 2019/10

 

[目次]

聖者とは誰か
ジャンヌ・ダルクの系譜
ジャンヌ・ダルクの諸相
神の道化師、フランチェスコ
聖セバスチャンの殉教
イエス・キリストの映画的表象
東アジア最大の女神 媽祖
出口王仁三郎とトランスジェンダー
三國連太郎による親鸞
アウシュヴィッツと事後性
それでも映像を残す
奇跡と愚行
無戒と破戒

 

世界の映画館 パイ インターナショナル (編)

出版者: パイインターナショナル   
ISBN-13:978-4756252746
発行日: 2019/11

 

[目次]

北米・中南米
ヨーロッパ・アフリカ
アジア・オセアニア
エピローグ 伝説
Index

 

 

 

ミヤザキワールド : 宮崎駿の闇と光 スーザン ネイピア (著), 仲 達志 (訳)

出版者: 早川書房  
ISBN-13:978-4152098924
発行日: 2019/11

 

[目次]

序 章 ミヤザキワールドを探して
第1章 壊れた世界
第2章 アニメ作家のつくり方
第3章 絵を動かす歓び
第4章 上昇と下降 
第5章 『風の谷のナウシカ』と「女性原理」
第6章 大空の孤児たち 『天空の城ラピュタ』
第7章 魔法の森の傘
第8章 魔女と都市 
第9章 カサブランカに舞い降りる『紅の豚』
第10章 救世主(メシア)から巫女(シャーマン)へ 
第11章 他者の顔 『もののけ姫』の横断される境界
第12章 『千と千尋の神隠し』の私的な世界の終わり
第13章 城と呪いと共同体 『ハウルの動く城』
第14章 不思議で貴い宝 『崖の上のポニョ』
第15章 「恐ろしい風」 『風立ちぬ』
第16章 結 び
謝 辞
訳者あとがき
参考文献