女生きてます 盛り場渡り鳥

  • 89分
  • 35mm・カラー

ストリッパーを斡旋する新宿芸能社の経営者夫妻を主人公にした「女」シリーズの第4作にして最終作。共同脚本の掛札昌裕は、東映京都撮影所の助監督から脚本家となり、プログラム・ピクチャーの時代を支えた。子役出身の中村メイコは、同シリーズの第1作『喜劇 女は男のふるさとヨ』(1971)に続き、行き場のない女性たちの「かあさん」役を好演。森﨑東作品の常連でもあった財津一郎は、うさんくさい医者に扮して喜劇役者の本領を発揮している。

1972(松竹大船)(脚)掛札昌裕(出)中村メイコ(竜子)財津一郎(石井医師)(監・脚)森崎東(原)藤原審爾(撮)吉川憲一(美)佐藤之俊(音)山本直純(出)森繁久彌、川崎あかね、山崎努、春川ますみ、なべおさみ、浦辺粂子、南美江、藤原釜足

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU