薔薇の葬列

  • 104分
  • 35mm・白黒

オイディプス劇を換骨奪胎し、当時の新宿アンダーグラウンド文化が万華鏡のように展開する松本俊夫の長篇劇映画第1作。電子音楽による野心的な試みなど、戦後日本の現代音楽界を代表する作曲家である湯浅譲二は、数々の作品で松本の実験精神と共振しながら映画音楽も手がけた。また、劇団青年座に所属し、映画だけでなくTVや舞台でも活躍した児玉謙次、数多くのATG作品、日活ロマンポルノ作品の常連として活躍した坂本長利らが作品の世界観を支えている。

1969(松本プロ=ATG)(音)湯浅譲二(出)児玉謙次坂本長利(監・脚)松本俊夫(撮)鈴木達夫(美)朝倉攝(出)ピーター、土屋嘉男、小笠原修、城よしみ、仲村紘一、小松方正

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU