9二人の息子

  • 93分
  • 35mm・カラー

エリートサラリーマンの兄(宝田)とタクシー運転手の弟(加山)は、父親(藤原)の失職を境に次々と苦難に見舞われ、対立していく。経済成長の波のなかで均衡を失う家族の姿を冷徹に見据えた松山善三の脚本を、名匠・千葉泰樹が見応えあるホームドラマに仕立てている。東宝を代表する二枚目スター・宝田明が演技者としての本領を発揮。

1961(東宝)(出)宝田明(健介)、藤山陽子(紀子)(監)千葉泰樹(脚)松山善三(撮)玉井正夫(美)阿久根巖(音)伊福部昭(出)加山雄三、白川由美、望月優子、藤原釜足、浜美枝、原知佐子

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU