37花いちもんめ

- 125分
- 35mm・カラー
認知症が進む父(千秋)を引き取った長男夫婦(西郷、十朱)は家庭を立て直していく。東映が『楢山節考』(1983、今村昌平)に続き老親の題材を扱い、『誘拐報道』(1982)の伊藤俊也と松田寛夫のコンビを起用。取材を重ねながら演出家とライターとの共同作業として、松田は綿密な構成のオリジナル脚本を練り上げた。「御三家」の一人である人気歌手の西郷輝彦は、70年代からTVを中心に俳優としても活躍し、本作では介護問題に直面する会社員を好演。
1985(東映京都)(脚)松田寛夫(出)西郷輝彦(鷹野治雄)(監)伊藤俊也(撮)井口勇(美)山下謙爾(音)池辺晋一郎(出)千秋実、十朱幸代、加藤治子、野川由美子
- 長瀬記念ホール OZU
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