47影の車

  • 98分
  • 35mm・カラー

未亡人(岩下)と道ならぬ恋に落ちた浜島(加藤)だが、ある恐怖に次第にさいなまれ始める。橋本は過去と現在とを執拗に交錯させ、観る者を恐怖の核心へと導いた。原作は松本清張が1961年に発表した短篇「潜在光景」。これが映画初主演作である加藤剛は、こののち、同じ監督・脚本コンビによる『砂の器』(1974)と三村晴彦監督の『天城越え』(1983)という、2本の清張原作映画にさらに出演した。

1970(松竹大船)(脚)橋本忍(出)加藤剛(浜島幸雄)(監)野村芳太郎(原)松本清張(撮)川又昻(美)重田重盛(音)芥川也寸志(出)岩下志麻、岡本久人、小川真由美、滝田裕介、小山梓、岩崎加根子、芦田伸介、稲葉義男、近藤洋介、野村昭子、川口敦子

  • 長瀬記念ホール OZU
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