34お葬式 [再タイミング版]

  • 124分
  • 35mm・カラー

父親の葬儀を執り行うことになった俳優夫妻(山崎、宮本)と弔問客たちの滑稽にしてやがて悲しき人間模様をとらえた、伊丹十三監督の長篇第1作。長年名脇役として活躍した菅井きんが一世一代の名演を披露。伊丹映画の常連・津川雅彦は精神科医に扮し、少ない出番ながら自然な存在感で場面をさらう。今回初めて上映するプリントは、前田米造キャメラマン及びチーフ助手の福沢正典キャメラマン監修のもと、当時本作のタイミング(色彩補正)を担当した鈴木美康(当館技術職員)による技術的助言を得て、現役のタイミングマンが公開当時に限りなく近い色彩を再現したものである。

1984(ニュー・センチュリー・プロデューサーズ=伊丹プロダクション)(出)菅井きん(雨宮きく江)、津川雅彦(木村先生)(監・脚)伊丹十三(撮)前田米造(美)徳田博(音)湯浅譲二(出)山崎努、宮本信子、大滝秀治、財津一郎、江戸家猫八、笠智衆

*各回、上映前に当館研究員による解説がございます(約5分)

  • 長瀬記念ホール OZU
    *上映前に当館研究員による解説あり(約5分)
  • 長瀬記念ホール OZU
    *上映前に当館研究員による解説あり(約5分)