9野獣死すべし

- 96分
- 35mm・白黒
仲代達矢によるクールな犯罪者像が強い印象を残す、須川栄三監督の代表作。仲代、須川、そして脚本の白坂は、皆20代だった。「東宝カラー」に沿って主人公の逮捕を要求した会社に反抗し、須川と白坂は犯人が逃亡に成功する原作通りの結末を認めさせたという。仲代を追う新人刑事に小泉博、その恋人に白川由美が扮する。また、映画やテレビの名脇役から舞台・声優など幅広く活躍した滝田裕介が、事件記者を演じている。
1959(東宝)(脚・出) 白坂依志夫(辻)(出) 小泉博(真杉刑事)、白川由美(峯洋子)、滝田裕介(遠藤記者)(監)須川栄三(原)大藪春彦 (撮)小泉福造(美)浜上兵衛(音)黛敏郎(出)仲代達矢、団令子、佐藤允、三好栄子、横山道代、淸水一郎、中村伸郎、東野英治郎
- 長瀬記念ホール OZU
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