31竹山ひとり旅

  • 124分
  • 35mm・カラー

津軽三味線の不世出の名手・高橋竹山の流浪時代を、本人のインタビューと演奏を交えて描く。暗澹とした修業時代を描きながらも、主演の林隆三の演技がユーモアを与えていて重苦しさを感じさせない。林にとっては、1974年の『妹』に続く2本目の映画出演で、三味線の特訓を受けるなど並々ならぬ意欲で取り組んだ。

1977(近代映画協会=ジァン・ジァン)(出)林隆三(定蔵=竹山)(監・脚)新藤兼人(撮)黒田清巳(美)大谷和正(音)林光(出)高橋竹山、乙羽信子、倍賞美津子、観世栄夫、根岸明美、川谷拓三、戸浦六宏、殿山泰司、佐藤慶、小松方正、松田春翠

  • 長瀬記念ホール OZU
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