それから

Ⓒ東映
  • 130分
  • 35mm・カラー

かねてから漱石文学の映画化を目論んでいた森田が、松田優作との再タッグにあたって満を持して挑んだ文芸映画。モラトリアムの倦怠とその終焉というモチーフは、ここまでの森田作品の延長上にあるが、ベテランのスタッフや俳優たちも参加するなかで、野心的な演出とオーソドックスな語りの両立を見事に成し遂げ、再びキネマ旬報ベスト・テン第1位に輝くなど森田の代表作のひとつとなった。

1985(東映)(監)森田芳光(原)夏目漱石(脚)筒井ともみ(撮)前田米造(美)今村力(音)梅林茂(出)松田優作、藤谷美和子、小林薫、美保純、森尾由美、イッセー尾形、川上麻衣子、笠智衆、草笛光子、風間杜夫、中村嘉葎雄

印の回はバリアフリー上映を行います。

  • 長瀬記念ホール OZU
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    バリアフリー上映