52020年代 ― 長篇アニメーション

- 計71分
90年代以来、山村は再びこどものためのアニメーション『ホッキョクグマすっごくひま』を制作。その後、フランスのアニメーション・スタジオとの共同制作により、初の長篇『幾多の北』が完成した。また他の監督のプロデュースも開始し、2023年1月から「『幾多の北』と三つの短編」と銘打ち4K DCPで劇場公開した。
幾多の北
- 64分
- DCP・カラー
漠然とした不安を抱く人間社会の有様を冷徹かつ戯画的に描いた山村の最新作。不穏な空気の漂う力強くも繊細な絵に、音楽や効果音、旧字を織り交ぜた中間字幕を渾然と体感させる新境地のアニメーション。
2021(ヤマムラアニメーション=MIYUプロダクションズ)(監・原・脚・動・美・編集)山村浩二(動)矢野ほなみ、中田彩郁(音)ウィレム・ブロイカー(音響演出)笠松広司

ホッキョクグマすっごくひまPolar Bear Bears Boredom
- 7分
- DCP・カラー
12-13世紀の制作とされる、動物を擬人化した絵巻物「鳥獣人物戯画」から想を得た作品。水墨画風の柔らかなタッチの映像とともに日本語と英語でそれぞれ韻を踏むという言葉遊びが展開される。
2021(ヤマムラアニメーション)(監・絵・動)山村浩二(音)CASIOトルコ温泉

- 小ホール
- 小ホール
- 小ホール