21天才詐欺師物語 たぬきの中の狸[『天才詐欺師物語 狸の花道』改題]

- 96分
- 35mm・カラー
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天才詐欺師(小林)が取り調べの刑事(三木)や弁護士(志村)、果ては刑務所の看守(藤原)まで言葉巧みに騙して金銭を巻き上げるたびに、驚きに満ちた狂騒的世界が展開する。前作『銀座退屈娘』(1960)から4年ぶりの演出にあたった山本は、「視覚的なギャグで喜劇の面白さを今一度画面であらわしてみたい」と語り、サイレント時代のスラップスティック・コメディにオマージュを捧げた。以後シリーズ化され、遺作『狸の休日』(1966)を含む4作品を手掛けた。初公開時のタイトルは『天才詐欺師物語 狸の花道』。
1964(東宝)(監)山本嘉次郎(原)町田浩二(脚)平戸延介(撮)小泉福造(美)浜上兵衛(音)広瀨健次郎(出)小林桂樹、三木のり平、司葉子、森繁久彌、淡路恵子、山茶花究、坂部尚子、坂部紀子、志村喬、藤原釜足、伊藤久哉
- 小ホール
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