1青春醉虎傳

- 85分
- 35mm・白黒
気楽な大学生活を満喫するエノモト(榎本)はやがて卒業を迎えるが…。山本嘉次郎のP.C.L.入社第1作で、P.C.L.が浅草で人気を博していた榎本健一の一座と提携を結んだ初めての作品。音楽映画の夢を語り合ったエノケンと「ミュージカルを撮るということで、喜んでP.C.L.に馳せ参じた」と回想する山本は、軽演劇で培ったエノケンの持ち味と身体能力を活かした数々の場面を演出した。本作を皮切りに山本による「エノケン映画」は昭和10年代のP.C.L.(後に東宝)の看板となる。
1934(P.C.L.)(監)山本嘉次郎(原・脚)P.B.文藝部、P.C.L.文藝部(撮)唐澤弘光(美)北猛夫(音)紙恭輔、栗原重一(出)榎本健一、二村定一、如月寛多、森健二、柳田貞一、丸山定夫、藤原釡足、中村是好、大川平八郎、千葉早智子
- 小ホール
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