28菊川芳江

  • 計147分

四疊半襖の裏張り

  • 71分
  • 35mm・カラー

大正中期の争乱の世相を背景に、東京・山の手の花街での色事を描いたロマンポルノの代表的作品。料亭と芸者置屋や周辺の情景など重厚な美術により時代性を表現している。菊川芳江は1954年に日活に入社し、美術助手としてプログラム・ピクチャー量産期を担い、1972年に一本立ちしてロマンポルノの秀作群で活躍した。

1973(日活)(美)菊川芳江(監・脚)神代辰巳(原)永井荷風(撮)姫田真左久(出)宮下順子、江角英明、丘奈保美、絵沢萠子、芹明香

江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者

  • 76分
  • 35mm・カラー

江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」と「人間椅子」を翻案したロマンポルノ作品。大正末期の浅草の退廃的ムードあふれる美術の中で、田中登=いどあきおの名コンビによる背徳的官能世界が展開される。

1976(日活)(美)菊川芳江(監)田中登(原)江戸川乱歩(脚)いどあきお(撮)森勝(音)蓼科二郎(出)宮下順子、石橋蓮司、長弘、渡辺とく子、八代康二

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU