13重森孝子

  • 88分

二十歳の原点

  • 88分
  • 35mm・カラー

ベストセラーとなった、自殺した女子大生の手記をもとに映画化。学園紛争後の挫折感や若者の焦燥をテーマに、理想と現実の狭間で揺れ動く悦子(角)の最後の半年間を京都を舞台に描く。「死を賛美する風には描けなかった。ただ生きたい生きたいと願いながら、ずうずうしくなれなかった女として描いてみるより方法がなかった」と述べた重森孝子は、本作を含む70年代の東宝青春映画の他に『泥の河』(1981、小栗康平)等も執筆している。

1973(東京映画)(脚)重森孝子(編集)山地早智子(監)大森健次郎(原)高野悦子(脚)森谷司郎(撮)中井朝一(美)樋口幸男(音)小野崎孝輔(出)角ゆり子、大門正明、地井武男、鈴木瑞穂

  • 長瀬記念ホール OZU
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