3坂根田鶴子

- 計93分
浪華悲歌
- 72分
- 35mm・白黒・英語字幕付 with English subtitles
坂根田鶴子は1929年に日活太秦へ入社後、溝口健二の監督助手として各社を渡り歩き、日本の女性監督第1号として『初姿』(1936)を発表。その後も溝口組に参加し、編集を手がけた本作では、男性からの搾取に嫌気がさして自立に目覚めるモダンガールの姿を鮮烈に印象付けている。
1936(第一映画)(編集)坂根田鶴子(編集助手)岸富美子(監・原)溝口健二(脚)依田義賢(撮)三木稔(出)山田五十鈴、志賀迺家辨慶、梅村蓉子、竹川誠一、大倉千代子、浅香新八郎、進藤英太郎

開拓の花嫁
- 21分
- 35mm・白黒
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現存する唯一の坂根田鶴子監督作は、満洲移民の嫁不足対策として独身女性を募るために企画された啓民映画。農業移民の日常生活を紹介するため、共同炊事や育児、農作業などを満洲北部の埼玉村開拓団にて撮影した。理想郷的な情景を打ち出して、のびのびした女性像を描き出している。
1943(満洲映画協会)(監・脚)坂根田鶴子(撮)石村蘇鉄、杉浦要(音)宮原康郎

- 小ホール
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