10水木洋子

  • 117分

キクとイサム

  • 117分
  • 35mm・白黒

日本映画の代表的脚本家の一人として名高い水木洋子は、成瀨巳喜男などによる文芸映画および今井正と組んだ社会派ドラマの二系統で活躍。本作は水木の持ち込み企画として、磐梯山麓で暮らす祖母と混血児の姉弟の物語をオリジナル脚本で描く。姉役の人選にこだわった水木は、一目で「キク役はこの子だ!」と決め、すでに二稿まで進んでいた脚本を高橋惠美子に合うように大幅に書き変え、監督やプロデューサーの反対を押し切った。

1959(大東映画)(脚)水木洋子(監)今井正(撮)中尾駿一郎(美)江口準次(音)大木正夫(出)髙橋惠美子、奥の山ジョージ、北林谷榮、清村耕次、朝比奈愛子、荒木道子

  • 小ホール
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