3月蝕

  • 103分
  • BD・白黒

ナイトクラブの殺人事件現場で、バンドマスターの和馬(三橋)が「あの女はもういない」と呟く。過去に受けた心の傷がもとで男性遍歴を重ねる綾子(月丘)は、男たちへの復讐に身を焦がし転落してゆく。月丘に「運命の女(ファム・ファタール)」を演じさせノワール調の雰囲気をもたらした井上は、本作を皮切りに石原裕次郎をスターダムに押し上げた。

1956(日活)(監・脚)井上梅次(出)月丘夢路(池上綾子)(原)石原愼太郎(脚)舛田利雄(撮)岩佐一泉(美)松山崇(音)萩原忠司(出)三橋達也、石原裕次郎、安部徹、岡田眞澄、金子信雄、西村晃、中川晴彦

  • 長瀬記念ホール OZU
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