3この父に罪ありや 他

  • 計90分

この父に罪ありや[『真実一路』改題短縮版]

  • 50分
  • 35mm・白黒

幼い義夫(片山)は父・義平(小杉)と姉・志津子(花柳)と暮らし、母・睦子(瀧花)は亡くなったと聞かされてい た。父が母の所在を隠し通す裏には、志津子の出生に関わる問題が…。田坂が自作で最も愛着を感じていたという『真実一路』2部作の改題短縮版で、主にその前篇「父の巻」(97分)からなる。本作で初出演の片山明彦(島耕二の息子)が素晴らしい演技をみせた。

1937(日活多摩川)(監)田坂具隆(原)山本有三(脚)荒牧芳郎(撮)伊佐山三郎(美)松山崇(音)中川栄三(出)小杉勇、片山明彦、花柳小菊、瀧花久子、島耕二、井染四郎、笠原恒彦、津村博

街の魂

  • 18分
  • 35mm・白黒・部分

NEW

飲んだくれの魚屋の源さん(星)が、車で向かいの店に突っこんだ貧しい運転手・國造(井染)を助ける。まもなく國造に出征の時が…。現存するフィルムは56分中の冒頭18分のみ。高重屋四郎とは田坂のペンネーム。

1940(日活多摩川)(原)長川由基(脚)高重屋四郎(撮)大島彦兵衛(美)柴田篤二(音)杉原泰藏(出)星ひかる、井染四郎、滝花久子、風見章子、戸田春子、赤星瞭

ぼくらのゆめ

  • 22分
  • 35mm・白黒

生まれ故郷であり被爆地でもある広島を撮った唯一の田坂作品で、広島の学級文庫や移動図書館を紹介した記録映画。GHQ占領下に日本の復興を子どもたちに託すべく作られた。主人公の少年を語り部として子どもたちの表情を活写し、瑞々しい作品に仕上げている。

1950(ぎんのすず兒童映画協会)(監)田坂具隆(監・脚)クラタ・フミンド(撮)伊佐山三郎、永塚一榮(音)飯田信夫(出)瀧花久子

  • 長瀬記念ホール OZU

    チケット購入

  • 長瀬記念ホール OZU

    チケット購入