8釣鐘草/三尺左吾平

  • 計133分

*10月9日(日) 3:30 PMの回と10月12日(水) 6:40 PMの回は、オンライン完売しました。オンライン完売となった上映回につきましても、上映当日、当館1階窓口にて開映1時間前から5分前までチケット(25枚)を販売します。(10/11更新)

釣鐘草

  • 59分
  • 35mm・白黒

石田民三にとって『花つみ日記』(1939)に続く、高峰秀子主演による吉屋信子原作物。「女学生のバイブル」と呼ばれた少女小説『花物語』の一篇をもとに、不遇な少女(高峰)が弟(小高)のために自活しようと師範学校に進むが、思わぬ展開となる。なお、1935年に新興キネマ(東京)にて川手二郎監督により霧立のぼる主演で初映画化された。

1940(東宝映画・東京)(監)石田民三(原)吉屋信子(脚)八住利雄(撮)唐沢弘光(美)北辰雄(音)飯田信夫(出)高峰秀子、小高たかし、澤村貞子、高堂國典、御橋公、河田京子、北澤彪、清水美佐子、林喜美子

三尺左吾平

  • 74分
  • 35mm・白黒

身の丈が三尺三寸の左吾平(榎本)は、身長と同じ長さの刀を差し、俊足が自慢のお人好し。伊達騒動を背景に、権力争いの陰謀に巻き込まれた小人物の悪戦苦闘を飄々と描く。石田民三の戦中最後の監督作であり、太平洋戦争末期の状況下で喜劇王エノケンが得意としていた荒唐無稽なギャグやアクロバティックな躍動が抑制されており、淡々とした風情が漂う。

1944(東宝)(監)石田民三(脚)三村伸太郎(撮)友成達雄(美)島康平(音)栗原重一(出)榎本健一、高峰秀子、黒川彌太郎、伊藤智子、横山運平、志村喬、清川莊司、尾上榮三郎

  • 小ホール
  • 小ホール
  • 小ホール